2017年11月2日木曜日

環境のこと

一昨日は講演会、昨日は映画自主上映会に行ってきました。
両方とも、大きく括ると”環境”のことについてのものでした。

一昨日は、当地および周辺の放射線量の現状と今後について、昨日は地球の環境汚染について、かな。

放射線の現状は、もちろん福一事故後についてで、今年でまる6年経つわけで、参加している地元の市民放射線測定団体の提出したデータと全国から集まったデータをもとにした、お話でした。ようやく6年経っただけで、Ce137半減期約30年までまだまだだし、30年経ってもようやく半分弱程度ということも再認識できました。
一方この地元団体の測定結果をもとに地元行政に除染を依頼すると、できる範囲だけですがちゃん(?)とやってくれる、ことも分かりました。ほんと地道ですが継続は○○ですね。この地に住み続けるためにはどうしていけば良いのか、決して、諦めるのではなく、ですね。

そして、昨日の映画上映会は、こちらもなかなか興味深く、畜産業から出る温暖化ガスや土壌(水も)汚染の状況と、このまま人口が増え続けそれを賄うための畜産物が作り続けられると、地球環境はどうなってしまうのか、が大変おおざっぱですがテーマでした。
温暖化ガスのことはなんとなくは知っていたつもりですが、いろいろなデータをもとに計算・検証されていたしイラストを多用していたので、とても分かり易かったです。
既に、温暖化ガスはかなりのレベルまで来ています(世の中的には化石燃料の多用と言われてはいますが、畜産業由来の方がかなり量が多いそうです!)し、土壌もかなり汚染され、てしまっています。
これからどうするではなく、今すぐに始めないと・・・という切羽詰まった状況も感じられました。
自分の(食)生活だけでなく、仕事としてやっている農業についても、ちょっと考えさせられてしまうところもありました。

いづれも、とっても意義があり、もっと多くのいろんな方々に見て聞いて知ってもらいたいな、と思うものでした。
(特に一昨日の当地の放射線量の現状については、開催日時のためもあるのでしょうけれど、もっと若い人たちにも来て聞いて欲しかったかな)

0 件のコメント:

コメントを投稿